閲覧ありがとうございます。当ブログ管理人の 鈴木 靖啓(すずき やすひろ)です。
簡単に自己紹介と、当サイトについて紹介します。
略歴
1977年5月生まれ。東京都江東区生まれ・江戸川区育ち。
44才で金融系システム会社をセミリタイアし、熊本県に移住。妻・息子(2017年生)と3人で生活中です。
移住後、FPオフィス『家計相談Labo』を創業し、現在に至ります。
なぜブログを立ち上げたのか?
2000年から始めた株式投資をはじめ、多くのお金にかかわる経験を通し資産形成しFIRE状態(経済的自立・早期退職可能)になりました。
- 資産運用
- 国内株式、IPO、日経225先物、米国株インデックス、FX(外国為替)、仮想通貨
- 節税
- NISA、iDeCo、ふるさと納税、住宅ローン控除、医療費控除、確定申告
- 不動産
- 分譲マンション購入・売却、住宅ローン
- 保険
- 生命保険・自動車保険・火災保険
- ライフイベント
- 就職・転職・起業・結婚・出産・育児
多くの体験(失敗・成功体験)を通し、お金に関して『知らないと損をする』『知っている人だけが得をする』事が多くある事を痛感しました。また、インターネット・SNSが普及する前は一般人が入手することが難しかった有用・有料級の情報が、WEB・SNS・書籍等で誰でも入手可能になっています。(但し、情報が溢れているので、有用な情報の取捨選択にも知識が必要だと感じます。)
この『知っている人だけが得をするお金の知識』を自分が社会人になる前に知ることが出来ていたら、どんなに良かったかと思います。今までの知識・これからの知識を自分の息子(と若い次の世代を中心に)に伝えること(+収入の柱を増やしたく)情報を発信していきます。
実績・経歴(お仕事)
新社会人(独立系SIer) 2000年~
中央大学理工学部卒業後、東証一部の独立系SIerに入社。
当時就職氷河期真っ只中、IT企業 or 証券会社で迷うも、需要旺盛・今後の成長も考えIT企業に就職しました。
1年目は先輩方が構築したシステム(携帯電話で馬券を買うシステム)のエラー監視をしつつ、OJT内でのプログラム研修や、資格の勉強等をさせてもらっていました。お勉強期間として今考えるとありがたい期間でした。当初、電話を取る事もミッションでしたが、外線一本とるのもどこから掛かってくるかもわからず、ドキドキして同期の後塵を拝していたりしたのは、良い思い出です。。
2年目にアプリ系(主にプログラミングをしてアプリケーションを作る)か基盤系(主にサーバのハードウェアにOSやミドルウェアを導入/設定してプログラムが動く土台を作る)の分かれ道があり、基盤系を選択。その後、小規模ながらシステムの提案~開発~保守まで経験しました。当時、毎日終電近く業務終わらず土日も出勤のような時期もあり、冷えピタで熱くなった頭を冷やし、カフェイン錠剤で眠気を緩和したり、徹夜時に椅子を並べてその上で寝たり、栄養ドリンクを飲んで翌日の仕事をしていたのは良い思い出です。また、勤務地がサラリーマンの聖地新橋で『1時間一本勝負!』と22時位に先輩から声をかけてもらったりして、良く飲みに行っていました。休日作業前日に飲みすぎてしまい、客先でお客さんに介抱してもらう等、お酒の失敗も数回。。
5年目位に最大手のSIer(新卒時の第一希望の会社で、最終面接で玉砕しました。。)に常駐し、分散系基盤の構築や、モデルシステムの研究等を担当しました。こちらでは、今までのスキルが結構通用したと共に、常駐先の会社のナレッジシステムに触れ、会社内のノウハウの差が大きいことを実感しました。
- 『株式上場している・社員数が多い会社』=『給料が高い会社』ではない
- 新卒就職時には初任給に目が行きがちだが、その後の給与の伸びの方が重要
- できる上司の部署に配属されるか・そうで無いかで成長に差がでる
- 徹夜明けの栄養ドリンクは効果大だが、夕方位に効果が切れた後の反動が大きい。。
転職 (金融系システム会社)2006年~
前職では資格手当や多くの残業手当で、それなりの給料を貰えていたと思います。転職前、残業が少ない業務担当になり、うっすら気が付いていましたが給料の少なさを再認識。。「今後の給与の伸び」「管理系へのシフト」「会社のナレッジ力」「自社のシステムを開発したい」等々あり転職を決意。エージェントを利用し初めての転職活動。需要旺盛なタイミングでもあり無事、金融系システム会社へ転職できました。
当初、銀行システムの堅牢な構成、段階を踏んだテスト、失敗時の対応も考慮した移行計画etc、前職でのベーススキルは活きたが、初めて知ることも多く、得ることも大きかったです。
上司は銀行のシステム部のメンバーが殆どで若いメンバーも多く、飲み会では出し物や応援エール交換等今まででないくらい体育会系で楽しかったです。(若手は業後に会議室で出し物の練習。。アリガトウ。)
その後、複数のシステムを担当し、色々大変な事もありましたが、同僚・BPにも助けられ何とかやってこれました。思い出深いのは、「夜間の障害対応」でトラブルがあると携帯にコールがあり対応しなければなりません。イレギュラーな事象で復旧対応が必要な場合には、システム担当のメンバーにも連携し対応するのですが、電話しても誰も出てくれず、、深夜2時位に出社。担当になったばかりのシステムのマニュアルを漁り、システム提供の1時間前にようやく復旧でき事なきを得ました。この時は痺れました。。
2019年にコロナウィルスが流行した後はテレワークになり、がらっと働き方が変わりました。仕事上、良い面・やりにくい面ありますが、世の中的にzoom等のオンライン対応が一挙に普及したのはよかったと思います。
- 『ネームバリューがある有名な会社』=『給料が高い会社』ではない
- 役職定年という制度がある会社があり、50代で給料が下がる
独立(FPオフィス)2022年~
前職退社後、ファイナンシャルプランナーとしての独立の準備としてCFP®認定者の資格の勉強をしてきました。
(数店舗のマックには大変お世話になりました。入り浸ってスミマセンでした。。)
無事CFP®資格に合格する事ができ、2023年に入りFPオフィス『家計相談Labo』を創業し、現在に至ります。
実績・経歴(投資等お金のお話)
国内個別株の割安株(バリュー株)投資 2000年~
社会人になり、以前から興味があった株式投資デビューしました。
最初に始めたのは、国内個別株の割安株(バリュー株)投資。
企業価値を基準にした本来あるべき株価よりも低い水準で推移している割安株というものがあり、PER(ぴーいーあーる)が何倍以下、PBR(ぴーびーあーる)が1未満等の条件で見つけることができるらしい。
指標の数値を元に、割安で放置されている株を買えればいずれ上昇するだろうと、証券会社のサイト候補銘柄を抽出。その中で数値が割安なものや、業務内容をみて、候補銘柄を数銘柄に絞り、株価をウォッチ。少しでも安く買いので、株価が直近数カ月の中で安くなったタイミングで購入。当初はビギナーズラックも全くなく、「ITバブル崩壊」の波にのまれて、着々と損失を積み上げてしまいまいた。。
- PER/PBRは業種毎特色があり、平均値も異なる。また、割安で放置されているのには理由がある。
- 株価が直近の安値を下回った時に、安く買いたいと思っているが、その場合は下落トレンドに入り、さらに下落する可能性が高い。 すごい下がったとおもったら売り、すごい高騰したとおもったら買ったほうが儲かる可能性は高い。
- 買いたい・売りたいタイミングでは価格を伺わずに即時成り行きで取引すること。
FX(外国為替証拠金)取引 2004年~
次に始めたのは、FX(外国為替証拠金取引)。
ドル/円やユーロ/円の為替を売買し、値上がり/値下がりでの差益が得られるだけではなく、毎日金利(スワップポイント)も付与され、レバレッジで自己資金より多くの取引ができるとのこと。
当時(今もですが)日本は低金利で、英国・豪州・ニュージーランドは年5%超、トルコや南アフリカは年10%超と大きな金利差があって、レバレッジも海外FX業者で自己資金の200倍の取引ができた記憶があります。(2023年現在、国内FX業者では25倍に規制されていますが、海外FX業者は規制がなく1000倍や無制限のところもあります。)
FXでは利益を上げれた時期もありましたが、トータル収支はマイナス。ただし退場せず投資の経験値は上がったと思います。
- トレンド(上昇・下降)に沿って取引をする。値ごろ感で売買しない。トレンドに確信が持てないときには売買しない。
- 資金管理。1回の売買の損失限度は総資金の1/10にする。
- 銀行で外貨預金をするのであれば、FX業者でスワップ1倍でFX取引した方が手数料が安くて優位。
- FXはほぼゼロサムゲーム。わずかな手数料はかかるが期待値は100%に近い。
- ギャンブルの期待値(宝くじ:約45%、競馬:約70~80%、カジノ:約95~99%)よりは高く、勝つ可能性が高い。
- 株式は企業の成長に伴い、市場全体の株価も成長するため、全体の期待値は100%を超えるプラスサムゲーム。FXより、勝つ可能性が高い。
- 日経平均株価は、74年で148倍 (平均利回り:約7.0%)
- 米国NYダウ平均は、123年で663倍 (平均利回り:約5.4%)
- 米国S&P500は、66年で98倍 (平均利回り:約7.2%)
新規公開株IPO(あいぴーおー)投資 2005年~
国内個別株の投資を継続していまいたが中々結果がでず、次に始めたのは新規公開株のIPO(あいぴーおー)投資。
なにやら未上場企業が上場する際に、上場前の公募価格でIPO株を購入すると株価が値上がりしやすいらしい。銘柄によっては数十万~百万超の利益になるものも。対面型の証券会社では大口優良客のみに購入の打診がいくらしく、平等に抽選してくれるネット証券会社で取引を開始した。
複数の証券会社で口座開設して⇒IPO初値予想サイトでプラス予想の銘柄をチェックして⇒各証券会社で購入エントリ(ぶっくびるでぃんぐ)して⇒抽選結果チェックする
なかなか当たりませんが、1~2年に1件程度当選しすべて値上がりしてます。
各証券会社に事前入金が必要であり(一部不要な証券会社もあり)、上場スケジュール・値上がりするか・どの証券会社で取り扱いがあるか等チェックするのに手間がかかり、そしてなかなか当選せず、忙しくなってくると面倒でやっていない期間もありましたが、2022年現在、『スマホのIPOスケジュール管理アプリ』もあり、各証券会社も『アプリでのIPOの取り扱い』を行っているため、手間はかなり減り、継続的なIPO投資を再開しました。
なかなか当選せず、当選しても1単位なので資金が多くても、利益の上限キャップされてしまいますが、ノーリスク・ロー/ミドルリターンでおすすめです。ポイ活よりは割がいいと思います。
- IPOは初値予想サイト:『96ut.com』 [新規公開株(IPO)] > [初値予想]
- スケジュール管理アプリ:『IPOメモ for Android』
- 証券会社:『SBI証券』『SMBC日興証券』『マネックス証券』『松井証券』
日経平均先物(日経225先物)投資 2007年~
次に始めたのは日経平均先物(日経225先物)。
国内個別株投資を続ける中で、個別株は業種平均の値動きに連動し、業種平均は、日経平均の値動きに連動し、日経平均は米国株・為替(ドル円)に連動している事を覚え、個別株を買っても、日経平均等の地合いも気にするのであれば、日経平均自体を取引したほうがシンプルかつリスクも少ないと思い、日経平均先物取引を開始。
『サブプライムローン問題』『リーマンショック』『民主党政権』での下落相場、『アベノミクス』『黒田バズーカー』の上昇相場でかなり値動きが激しくはありましたが、『トレンドフォロー』と『資金管理』を覚え、相場から退場することなく、利益を上げることができています。
分譲マンション購入 2014年
新築分譲マンション購入。
結婚後、2K50㎡の賃貸マンションで生活していましたが、もう少し広い家への引っ越しを検討。
資産性を考えると、一軒家よりマンション。中古も検討したが、新築に比べてそれほど安くなかったので新築に。
書籍・ネット等で情報収集。資産価値に一番直結するのは立地。ふむふむ。便利・人気がある地域。駅近(直結だと最高)。今後より駅近にマンションが建つ可能性が低い場所。
新築分譲マンションの市況は2011年の東日本大震災後の2~3年で10%~20%程度高くなってしまっていまいたが、7~8件の内見をして購入。
- 同じ地域・似たような条件でも割安・割高な物件があること
- 利便性に比べ、安いと思える地域・高いと思える地域があること
- 数年に一度位?明らかに割安なランドマーク物件が登場する
- 購入検討時には「富久クロスコンフォートタワー」が割安でした
- プロでなくてもSUUMO等をウォッチしていれば、ランドマーク物件は普通に見つかる
- 書籍:マンションは10年で買い替えなさい (沖有人)
- サイト:住まいサーフィン
- サービス:SUUMOカウンター
米国株インデックス投資(S&P500連動ETF)2015年~
NISA制度も始まり、どの銘柄にするか検討している最中、投資の神様ウォーレン・バフェット氏が妻にあてた遺言で「私が死んだら、資産の90%をS&P500に投資せよ」と情報を目にした。
従来から日経平均先物の取引をする中で、米国株(NYダウ)の動向も並行してみてきて、直近のパフォーマンスは日本株より米国株が良いのは認識しており、バフェットが進めるS&P500への投資を開始。
コロナショックの際に大きく下落しましたが、地合いが良かったこともあり、利益を上げることができています。
仮想通貨取引 2017年~
次に始めたのは仮想通貨(主にビットコイン)。
世の中に仮想通貨なるものができており、発行後の序盤から所有していた人は大きな価格上昇(何千・何万倍)をしているとのこと。周囲でも実際に仮想通貨をやっている人もちらほら。
2009年に初めて0.07円/1BTCの価格が付き、世間の注目を浴びてきた2011年に80円から1500円まで急騰。2017年には200万まで急騰していた。
いまからでは遅すぎでは?とも思いつつ、サテライト枠で一部資金に限定し、参戦。半年もたたず半値以下まで下落し、あえなく損切り終了しました。。
その後は2021年に再騰してピークで770万程度。投稿時点2023年3月で300万程度。今後どうなるか?
- 中身がしっかり理解できていないものに投資しない
- 騰がっても/下がっても保有し続けたり、売ったりする判断が自分できないので
- 理解度とリスク許容度に応じて余剰資金の一部を投資するのはあり
- 株・FXと異なり、税金が高く(最高55%)、損失が出た場合も翌年以降に繰り越し不可と税制的に不利
分譲マンション売却 2022年
種々理由はありますが、自宅の分譲マンションを売却。
都内新築マンションの市況は2012頃から右肩上がりで45~50%程度高騰。2021年~2022年は横ばいの状況。
『普通のサラリーマンが購入できる価格帯を超えてきた。。』こともありある程度天井に近いとも考えますが、今後の価格はわかりません。(金利が上がれば確実に下落しますが。)
マンション売却に向け、種々情報収集をしましたが、バイブルとしていたのは『正直不動産(コミック)』でした。嘘がくけなくなってしまった不動産営業マンがお客さんにわざわざいう必要がないことを正直にいってしまい、怒られることもありつつ、後々トップセールスに返り咲く話です。不動産業界の裏側を知ることができ、実際に売却する際にも非常に役に立ちました。単純にコミックとしても面白いのでオススメです。
再度、売却の機会があるかはわかりませんが経験・知識はつきました。
- 不動産会社・担当の選び方
- 選任媒介か一般媒介か、囲い込みの回避方法
- 売却価格の決め方
- 内見時の対応方法
- 不動産売却時の税制と特例